さくらん
2007/02/12 | Comments & Trackbacks : 0
男の極楽、女の地獄。 ここは遊廓、江戸吉原。
ド派手な装丁と古風で粋な絵柄が気になってジャケ買いしてみました。
安野モヨコの描く女性は勢いがあって、負けん気が強いイメージがあるのですが、この作品の主人公・きよ葉もそんなタイプ。と言うよりも、江戸時代の遊郭を舞台に逞しくしたたかに生きる女性達を描いた物語、という説明の方がしっくりくるような気がします。
自分の意思が尊重される事とは無縁で、なんだか辛い事しか存在しないような毎日が終わりなく続く毎日の中で、体を売り恋をする事でどうにか生きている登場人物がなぜか身近に感じられるのは、作者が徹底して客観的に物語を進めているからなのでしょう。性的描写が多く、ちょっとばかし小・中学生にはおすすめできない(だけど今時のお子様達はインチキ満載の某少○コミックを読んでるのよね)ですが、さんざんだましたりだまされた後のお年頃なら感情移入してしまうくだりが多いはず。
それでも恋は純粋なもんでしょうから。
さてさて、だいぶ前に読んでいた「さくらん」をひっぱり出してきたのはこちらの記事を見かけて、映画版の公式ホームページを見に行ったからだったりします。
このページがとにかくかっこいいんだ!
世界観を表現するためのFlashが絶妙に配置されていて、色っぽくて艶やかな作りになっているのですよー。
とっても滑らかな視覚効果がすてき。
はっきりとした色使いもすてき。
こんなサイトが作ってみたい(無理だけど)。
和風モダンがお好きな方は是非是非ご覧になってみてください。
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