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チルドレン / 僕の生きる道

2006/06/20 | Comments & Trackbacks : 0
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チルドレン (講談社文庫 (い111-1))
伊坂 幸太郎
講談社 2007-05-15

by G-Tools , 2008/03/20

チルドレン

こういう奇跡もあるんじゃないか?
まっとうさの「力」は、まだ有効かもしれない。信じること、優しいこと、怒ること。それが報いられた瞬間の輝き。ばかばかしくて恰好よい、ファニーな「五つの奇跡」の物語。

部屋をあさっていたらひょっこりこの本が出てきました・・・。
知らぬ間に借りて、借りたことすら忘れ。健忘症もいいとこです(泣)。
ごめんね、今度会ったときに返すから。<超私信

直木賞とか芥川賞とかはあんまり信用していないのですが、本屋大賞は割と信用していたりします。
私にとって読書は楽しむためのもので、文章の美しさや内容の難しさを愛でるものではないため、一般の人が読んで面白かった!という事だけに重心をおいた評価方式が性に合っているせいかもしれません。

さて、この作品は2005年の本屋大賞で第5位に入ったらしく、しかし私はその事を知らなかったのですが、面白くて一気読みしてしまいました。やっぱり本屋大賞は私好みです。
伊坂幸太郎の作品はこれまでにいくつか読みましたが、読んだ中ではこれが一番毒がなくて読後感がさわやかだと思います。誰にでもお勧めできる万人向けな印象。一応5つの作品が収められた短編集なのですが、どちらかというと時系列を様々に組み合わせた長編っぽい趣です。

作中に登場する盲目の聡明な青年・永瀬も魅力的なのですが、全ての短編に登場するメイン脇役(?)の陣内のはちゃめちゃっぷりにしびれました。
どんなに常識はずれだろうが、唯我独尊だろうが、気にせず反省もせず爆走し続ける陣内に、全く共感はしませんがあこがれますねぇ。あれだけ好き勝手できたら生きてて楽しいだろうな、と読んでいてほほえましくなります。
でも友達だったら厳しいかな(苦笑)。
魅力的な登場人物が出てくる作品は、それだけで読ませる力がある気がします。

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僕の生きる道 (角川文庫)
橋部 敦子 小泉すみれ
角川書店 2003-12

by G-Tools , 2008/03/20

僕の生きる道

中村秀雄は進学高校の生物教師。無難に安定した将来を望んでいた彼に余命一年の宣告が下る。今までの二八年の人生を後悔した彼は、残された時間で精一杯自分を生きようと決心する。憧れのみどり先生に思いを告げ、生徒にも積極的にかかわっていく彼に、周りの先生たちも、影響を受けていく。受験と合唱コンクールの両立を目指し、やがて一年が過ぎようとしていた。

これも部屋に転がっていました(笑)。
ドラマ「僕と彼女と彼女の生きる道」は初回で大号泣して全部リアルタイムで見たのですが、こちらは評判だけ聞いていたものの、実際に映像では見たことがありません。
なので、ノベライズの感想にとどまってしまうのですが。

文章は平易で特に印象はありません。文章で読ませる、といったたぐいのものではない気がします。
ただ、ストーリー自体にとても考えさせられる部分が多く、ドラマで見たらきっと泣いてしまったんだろうな、と思いました。時間の重みを痛感させられます。

いつ死んでも後悔しないようにするためには、自分に今できる最善の事を毎日行っていくしかない。
なんて、こんな風に口に出すのは簡単だけど、実際に行動に移すのはとても難しくて、何を選ぶにもぐじぐじ悩んでちっとも前に進めない私は、きっと自分と『死』はまだ関係ないと信じ切っているお気楽な人間なんでしょう(苦笑)。

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