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下妻物語

2005/12/12 | Comments & Trackbacks : 2
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下妻物語 スペシャル・エディション 〈2枚組〉
深田恭子 土屋アンナ 宮迫博之
東宝 2004-11-26

by G-Tools , 2008/03/20

茨城県・下妻に住み、ぶりぶりのロリータ・ファッションに身を包んだ少女・桃子(深田恭子)がヤンキーのイチゴ(土屋アンナ)と出会い、数々の騒動に巻き込まれながらも強力な生き様を貫く、嶽本野ばら原作のハイパーパワフルな乙女たちの純情物語。
「私はマリー・アントワネットの生まれ変わり」という発言をしたフカキョン嬢をTVで見た中島哲也監督がキャスティングしたことで、この映画の成功はほぼ約束されたようなものだ。「ロココ調の18世紀のおフランスに生まれたい」と懇願し、あぜ道をヒラヒラファッションと日傘で、牛のウンコふみながら歩く桃子とフカキョン嬢は一卵性双生児ではないかと思えるほどのハマリ役。その彼女を生かすため、中島監督は全編をコミックタッチで演出。色があふれそうな映像のトーンとハイテンションなキャラクターたちが火に油を注ぎあい、鑑賞後には根拠のない前向きなイケイケ感を噛みしめてしまう傑作。

以前、ayu@CROSSBREED!さんとこでレビューを読んで以来、ずっと気になっていて、見よう見ようと思いつつ先延ばしにしていた『下妻物語』を、ようやく先ほど見終わりました。
普段、映画を積極的に見るほうじゃないので、録画してから既に5か月が経過、季節も夏から冬になってしまう位寝かせちゃってたんですけど。

もう、本当にスイマセンでした。いやぁ、面白かった!

まずキャラが濃過ぎ。画面構成も飛び過ぎ。
まるでミュージックビデオを見ているような色合いでした。
スピードに乗ってバカバカしいシーンが連続で繰り出され、爆笑してるうちにどんどんストーリーが進んでいって、最後にはほろっとさせられる…、と説明しただけじゃ何のこっちゃ?って感じですよねぇ(笑)。
生瀬勝久・荒川良々・樹木希林・阿部サダヲ 等、脇役の面々の怪しさを堪能しているだけでも笑えるんじゃないかと。
などと言いつつもキャラ立ち度数で言ったら、主役のフカキョンがブッチ切りですけどね(笑)。
このロリータ少女役は彼女以外にいないですわ。
頭の中をカラッポにしたい時に激しくおすすめです。意味なく躁状態になっちゃいそう。

さてさて、北関東在住の私としては、どうしても映画の舞台自体に興味が出てしまうのですよ。
はじめ映画の題名を聞いただけでびっくりしましたからねぇ。
自分も似たようなエリア・文化圏の住民から見ると、正直思わざるをえない訳です。
下妻を舞台にどうやって映画を作るんだろう?って。

だってね、北関東なんて、微量の都市部以外はどこにいっても田んぼか畑ばかりで、繁華街なんて寂れる一方。大型書店もCDショップもなく、東京行きの終電は10時半、おしゃれな路面店?はぁ?何それ?状態ですよ。
都会のようなウットリするイルミネーションとも無縁、というか街灯さえも怪しい地域なのにどうすんのよ?と思っていたら、そんな日常風景をそのまま生かし、ダサさを逆手にとって極上のコメディの舞台に仕立てていて、こういう使い方もあるのねぇ、と地元民(と言う程近くに住んでないけど)としては感心することしきりなのです。

そうそう。
映画をご覧になった方ならわかると思いますが、劇中に出てくる『貴○の森』はうちの近所にも多数存在する、恐らく田舎限定チェーンの喫茶店です。
私も行った事があります。店内はログハウスっぽい作りで、ケーキや珈琲でお茶したり、パスタ程度の軽食も食べる事ができますよん。
地元の価格設定から見ると多少高めなのに、あんまりおいしくありません。

最後に映画の中から一番心に染みた台詞を一つ。

『人間は大きな幸せを前にすると、急に臆病になる。幸せを勝ち取ることは、不幸に耐えることより勇気が要る。』

名言です。

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Response from さとしえ2005 年 12 月 12 日 11時09分

うわわ、私もこの間これビデオ借りて見たのですよ~^^

同じくとても面白かったです。
脇役が好きな人ばっかりだったし、お話もよくできてますよね。
最後に書いてある台詞、私にも心に沁み沁みでした。

Response from もそ2005 年 12 月 13 日 20時50分

■さとしえさん
これは面白いよねぇ!
なんと言っても脇役が渋すぎる(笑)。
おおっ、こんな所にこんな人が!と思いつつ見てました。
あの原色バリバリの映像もテンポによく合ってるしね。

うん、この台詞は名言過ぎ。