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価値判断の基準
昨日、いろんな事を考えさせられる、興味深い記事を見つけました。
「らくだのひとりごと」さん:席を譲らなかった若者
まずはじめに。
私はこの事例の善悪に関して論じるつもりはありません。
読んだ方の価値観によって、印象はいくらでも変わってくると思いますので。
以下に元記事の一部を引用させて頂きます。
電車の座席はほぼ埋まり、車内には立っている人がちらほらいる程度。私の向かい側座席の前には男性1人、女性2人のハイキング帰りらしい高齢者が立っていた。私に背中を向けているから時たま見える横顔で判断するしかないが、60代半ばぐらいか。彼らの目の前の座席には若者2人と50代ぐらいの女性1人が座っている。若者は2人とも茶髪、1人はサングラスをしていた。 この人たちに気づいたのは、この高齢者組の男性が「最近の若い者は年寄りを立たせても平気なんだから」「ちょっと前は罪悪感からか寝たふりをしたもんだが、最近じゃ寝たフリもしないからふてぶてしい」などと、かなり大きな声で話しているのが耳に入ってきたからだ。どうも自分の前にいる若者に席を譲らせて女性2人を座らせたかったらしい。 ここまで嫌味っぽく言われると、まったく関係ない第三者の私だってちょっと気分が悪い。すっかり眠気が覚めてしまった。反対側にいる私が席を譲れば、もう1人ぐらい誰か立ってくれるだろうと思って腰を浮かせかかった瞬間、サングラスの若者が口を開いた。 「あんたたちさぁ、山は歩けるのに電車では立てないの? それっておかしくない? 遊んできたんだろ? こっちはこれから仕事に行くところなんだよ。だいたいさぁ、俺みたいなヤツが土曜日も働いてあんたたちの年金を作ってやってるんだって分かってる? 俺があんたみたいなジジイになったら年金なんてもらえなくて、優雅に山登りなんてやっていられないんだよ。とにかく座りたかったらシルバーシートに行けよ」
この記事のコメント欄にもざっと目を通してみたのですが、案の定、両極端な意見が出ていましたねぇ。
私自身はどちらの意見にも一理あり、どちらの意見にもエゴが見えるため全肯定はできないと言う印象を受けました。
世代的には「若者」側に近いので、彼の発言に思わずうなずいてしまった事は否定しませんが(笑)。
この話に限った話ではないのですが、自分の立ち位置や周囲の状況によって、同じ出来事でもとらえ方が相反する事ってよくありますよね。
先日、「ブラックジャックによろしく」の11巻を読んだのですが、今回は精神障害者と「普通の人」と呼ばれている人達・警察・行政・メディアとの関わり合いがテーマになっています。
精神障害者を受け入れない社会と、精神障害者を犯罪者に仕立て上げようとしている警察とメディアの姿が赤裸々に描かれていますが、実際に精神障害者の起こした犯罪の被害者が存在する事もまた事実であり、双方が被害者であり加害者であるとも考えられるんですよね…。
どちらが正しいのか端的に決めつける前に、まずこのような問題が存在する事を知った上で、何を選ぶのが一番ベターなのか、一人一人考えて見る事が先決なのでしょう。
話がだいぶ飛んでしまいましたが、他の考え方を知らずに一方的に物事を論じてしまう事に対して大きな恐怖感があります。
大多数の意見がいつも正しい訳もなく、日和見的に「常識」なんて変わるものと認識した上で、自分なりの価値基準を持っていないと、本当に選ぶべきものが見えなくなってしまう気がします。
そんなわけで、「こういう考え方もあるんだよ」と教えてくれる話は、自分の思いも寄らなかった考え方に感心しつつ、私もまだまだ視野が狭いなぁと顧みるきっかけを作ってくれるので、とてもありがたいなぁ、と思うのです。
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Comments & Trackbacks : 10
いろいろな考え方を知る事ってとても大切な事だと歳を取れば取る程思いますねぇ。
答えが一つじゃない事って沢山ありますから・・・
大切なのはそれぞれを吸収して自分でよく考え、自分の考え、価値を見いだしていくことだと強く感じます。でもこれってとっても難しい。
こういうお話を聞くと、広い範囲でいろいろ勉強(ってせいぜい本読んだりいろんな人と関わったりとかありきたりだけど)していきたいなぁとしみじみ思いますよ。
すごいね。
どっちもどっちだけど、若者も、よくそこまで言ったもんだね。
若いというだけで、具合が悪いかもしれないということを忘れてはいけないし、
山登りする元気があるなら、そのまま立ってろっていうのも、ね~。
びっくりしましたです。
自爆テロが正しかったり、「愛国無罪」を合い言葉に何をしてもよかったりする国の話を聞いて、法律って何?正しいって何?ってよく思うんだ。
自分が正しいかどうかはまわりではなく自分が決めることが大切だなぁと常々思うんだ。ちょい意味不明でゴメ(汗)
もそさん こんにちは。
最近 ここを知って すごいブログだなと感心していました。ブログのデザインから細部にわたるこだわりも 素敵なところだと思って。
しかも内容も 興味深いものばかり。今日の内容も なるほど・・・と。なるほど というのは 人の受け止め方は多種多様なのだなということ。今までは世間一般に言われていることといえば 老人には席を譲ろうというものでしたが、立場が違うと こういう反論もあったのかと。
でも 自分の利ばかりを主張する態度は 決して進歩が無いのではないかなと思います。老人のほうも席を譲ってくれて当然といった気持ちがありありと出ていると そこには労わりを持って老人を見ることも 消えていく気がします。
blog people に登録させてもらいました。(でも どうやってブックマークに出すことができるのか わかりません・・・困った)
もそさん ほんとに立場が違うと物事の捉え方って変わってしまって
なかなか相手の立場にたった考え方は出来にくいですよね
なにかあると 自分は絶対悪くない!と白黒決着をつけてしまう性格の私ですが さとしえさんのおっしゃる通り 答えは1つではないので
もっと色んなことを知って 人間的にも成長していきたいです。
余談ですが・・ブラックジャックによろしく 私も好きで読んでいます。
いろんなことを考えさせてくれますよね。
私は単行本ではなくて 週間漫画の方ですけど^^
この辺の世代間の断絶は埋め難いものがありますね。
私だったら席を譲ります。
この若者の真っ直ぐに自分の主張をぶつける姿勢は買います。
実際、私が10代後半か20代前半なら彼と同じ行動をとるでしょうね。
ただ、今の歳になってみるとどうしてもコスト&ベネフィットを考えてしまうのです。
正論をぶつけて失うコストとそこから得られるベネフィット。
「うるせぇじじぃ」を黙らせる為に席を譲ることで得られるコスト&ベネフィット。
明らかに後者の方が効率が良いのです。
そのメリットを享受する為には「自己の体力」が必要となるわけなんですが。
これから仕事であるにも関わらず「席譲ってもヨユーだぜ」な体力ですね。
最近の若いコにはこの体力が無い為にこういう結果になってしまうのではないかと。
別に席譲ってもツラくないなら、譲りますよ。
心情的にムカつくかどうかは別として。
いらん揉め事も避けられるんだし。
は~、目からうろこだね
こういう反論つか、意見言えてしまうのも機転がきくなぁ
はくしゅ~。
みーんな基本的には自己中心的だからなぁ
ほんと都合のよい時だけ、「今の若いもんは・・」とか年寄りぶるからな
席を譲ってもらって、いい人と失礼にあたる人がいるし
けど、年寄りだけが弱者でもないしな(余程でない限り。ハイキングシートでも
広げて座ればいいのに)
妊娠中、お腹目立たないけどつわりの時期電車で立つのもつらかった
お腹大きくなってからでも、電車やバスを譲ってもらうなんてなかったな
関係ないけど、歩きながらタバコ吸ってる人って
後ろで誰が歩いてるか・・考えてないのと少し似てるかなと
子連れのママも電車で立ってるのが大変な姿を見かけたし
みんなその立場にならないと、死角がみえないし
確かに、足に不安あるやつはハイキングにはいけない
おじいさんも連れの女性に、言ったところで大義名分通ったから
いーんでない
もそさん おはようデス♪
元記事 読んできました。でもコメントは読んでません。^_^;
読む必要なさそうだったから。あはは
若い人 ちゃんと考えを言えちゃうとこがすごいね。思っててもなかなか言えない。
ワタシみたいな中途半端な年齢だとなんとも言いにくいのですけど
今よりずっと若い時に高齢の方に席を詰めてもらった経験があるワタシです。(笑)
よっぽど疲れた顔をしていたんだと思うのね。 マジで疲れてグタっとしてたのは確かで。
席を譲ってもらったのではなかったので座らせて頂きました。感謝と安堵感でした。(笑)
高齢とか若いとかじゃなくて ちょっとした気遣いをしてもらえたら嬉しい、
逆に気が付いてなにかを譲ったりシェアできたら良いなとか思います。
もし気遣いが間違ったものならそれは言葉で訂正すれば良いことだと思うし。
でも元記事のようにイヤミっぽく尖って言われると誰だってむかつくんじゃないですかね。
連れの人達に良いカッコしたければやり方もあっただろうにねぇ。
立場を変えてみる
もそさんちでまた興味深い記事を見つけました。電車の座席はほぼ埋まり、車内には立っている人がちらほらいる程度。私の向かい側座席の前には男性1人、女性2人のハイキン…
■さとしえさん
> 答えが一つじゃない事って沢山ありますから・・・
正解がわからない事柄に、自分の価値観を画一的に押しつけるのってどうなの?と思うんですよね。
でも別の見方があると知らないと、押しつけている事さえも分からない。
そんなわけで意識して人の意見を聞くようにしなくてはいけないと、いつも心がけてます。
人との関わり合いって大切ですよねぇ。
■ほにゃらかさん
きっとよっぽどじいさんが態度悪かったんでしょう(苦笑)。
私的にはそう言う言い返しができるってのがびっくりしたわ。
若いもんにだって言う権利があるんだぞ!、とか全然思いつかないもの。
それにしたって普通はそこまではっきり言わないからねぇ。
■あゆみさん
> 自分が正しいかどうかはまわりではなく自分が決めることが大切
いや、言ってる事、ちゃんと伝わってるから。^^
自分を一番認めてあげられるのが自分だとしたら、認められる基準みたいなものが必要で、それは誰かが決める事じゃなくて、自分が決めるべき事なんだろうねぇ。
正しさの価値観も一緒だと思う。私も何を言ってるのかよく分からないけど(苦笑)。
■けいさん
どもども、はじめまして^^。
そんなに褒めても何もでませんよん♪
でも素直にうれしいです。どうもありがとうございます。
> 自分の利ばかりを主張する態度は 決して進歩が無い
私もそう思います。
この話で双方に一番欠けているものは、お互いを思いやる心じゃないかと。
それは利益うんぬんを言い出したら、真っ先に排除されてしまう要素だと思います。
えと、goo blogでのリスト表示のやり方はこちらを参考にしてください。
http://www.doblog.com/weblog/myblog/5878/297329
取り付けるとこんな感じになります。
http://blog.goo.ne.jp/omisosiruparty/e/06f049d6dcf149177fd5596bd05ed988
■Ranさん
> なかなか相手の立場にたった考え方は出来にくいですよね
私もできてません(苦笑)。
こればっかりは努力するしかないと思いますわ。
ところでブラックジャックによろしく、お好きですか?
訳あって第一巻からずっと買い続けているのですが、回が進むごとに深刻な内容になってきてますよね。
隔週連載も無理ないかもしれません。
■zaxさん
なるほどねぇ、こりゃ大人の意見だ。
体力さえ有るのなら、さっさと席を譲っちゃった方がじじぃの戯言を聞かなくて済んで気分がいいですもんね。
ただ若者は血の気がまだまだ豊富だから、ちょっと言い返したくなっちゃったんでしょう。
それも若さの証拠ですなぁ、ってなんてババくさいorz。
いらないもめ事はこの年になってくると是が非でも避けたくなってきますよね。
立ち向かう精神力も体力ももったいない(苦笑)。
■ふにゃさん
> みーんな基本的には自己中心的だからなぁ
そりゃそうだ(笑)。私だって最後は一番自分が大事だもん。
でもだからといって、あらゆる事を自己中心的に考えるのは良くないと思うし、
都合のいい時だけ常識をかざすってのはイヤらしいなぁって感じたよねぇ。
ちなみに私も歩きたばこは大嫌いだ!!
人混みの道路を歩く時くらい、喫煙は我慢しろっつうの。
誰かがやけどしたらどうするんだ、って話しだよね」。
ああいう事する人がいるから喫煙者の立場がどんどん悪くなるんだと思うよ。
■miaowさん
ども、おはよーさんです^^。
>高齢とか若いとかじゃなくて ちょっとした気遣いをしてもらえたら嬉しい
これ大事だと思います。
別に大げさな事を要求している訳じゃないんですからねぇ。
相手の様子をちゃんと伺って、適切な対応が取れてれば、それが一番自然でお互いに気持ちよくなれると思うんです。
このパターンは明らかに両方不適切だと思うんですけど、あくまでもこれは私個人の意見なので、何とも言い様がありませんねぇ。